代表挨拶

代表取締役社長 外間 なるみ

人と人とをつなぐ幸せを、いつまでも。
代表取締役社長外間 なるみ

 

平素は格別のお引き立てを賜り、厚くお礼申し上げます。

当社は1950年に「光文堂印刷所」として創業以来、戦後復興の意気あがる沖縄で、地域に根ざした印刷会社として72年の歴史を刻んでまいりました。その間、印刷業界はめざましい進歩を遂げながら情報や文化活動を支え、当社におきましても出版物や定期刊行物、冊子やポスターなどの長年培ってきた印刷事業を中心に、モバイルアプリ、Webサイトなどの電子メディア制作、出版企画やイベントの企画運営まで、幅広く立体的な事業展開を進めてまいりました。これからも多様化するお客様ニーズに応えるべく、より一層成長してまいります。

また、創業60周年の節目にモノづくりの原点である「人と人とのつながり大切にする」という理念のもと「光文堂コミュニケーションズ株式会社」に社名を改称して、シンボルコピー「人と人とをつなぐ幸せを、いつまでも」を採用いたしました。当社を取り巻く全ての人々(社員、取引先、お客さま、協力会社、地域の皆さま)の幸せの増進をつなぐ企業を目指して社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。

社会貢献活動の一つとして「首里城基金支援カレンダー」の制作販売があります。2019年10月31日の首里城焼失の1カ月後には「未来へ残そう沖縄の心」をテーマにカレンダーを制作販売、県内外の沢山の皆さまからの温かいご協力、ご支援を頂きました。おかげさまで2019年、2020年、2021年の3年間で500万円を沖縄美ら島財団様に寄附させていただきました。この活動は首里城再建実現まで継続いたします。引き続きのご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。

 3年に及ぶ新型コロナウイルス禍の中、ロシアによるウクライナ侵攻という世界を更に混乱に陥れる信じられない事態が起こっています。日々報道される映像に胸が痛み、悲惨な戦争が簡単に起こることに恐怖を感じています。友好と信頼の基礎の上に立った話し合い外交の重要性をひしひしと痛感いたしております。

 当社は、人と人が触れ合う場が減ってきている現在、あえて「とことん話し合う組織」を意識しております。部署や世代を超えて、いいことも悪いこともとことん話し合うことのできる会社、一人の課題を全員の課題として前に進むことのできる会社、お客さまともとことん話し合ってご満足いただけるモノづくり、サービスを提供できる会社でありたい。このご時世だからこそ笑顔を忘れずに社員一人ひとりが前向きに、お客さまも笑顔にする仕事に取り組んでまいります。

人と人とをつなぐ幸せを、いつまでも。

 

 沖縄には先人の教えである「命どう宝」という言葉がございます。世界中が命を大切に安全で平和で健やかでありますようにお祈り申し上げます。

 

2022年4月

企業理念

プリンティングメディアの先へ

 有史以来、印刷は情報伝達手段として、社会・文化の発展に大きな役割を果たしてきました。
 今では、"空気と水以外に印刷できないものはない"と言われるまでにプリントメディアは、その頂点を極めようとしています。
 当社では、これまで培ってきた商業印刷、出版印刷、包装資材印刷などを核に、企業戦略を効果的に推進させるマーケティグから広告展開までを見据え、立体的なおつきあいを提案してきたい、と願っています。
 これまでの受注生産的体質を見直し、自らニーズを創りだすフレキシブルな組織づくりを前進させ、「受注産業」から「創造産業」へ舵をとります。
 それは、お客様の需要を敏感に先取りできる「情報提案型企業」への脱皮です。 印刷業界でも情報屋の急増と、媒体の多様化への対応が迫られているいま、私たちは、真のスペシャリストとして、お客様と走り続けたいと思います。