ホーム  >  Q&A  >  印刷関連

Q&A

Q1.「縦目と横目」 紙に縦目横目があると聞きましたがどういうことですか。

A1.
通常の印刷用紙の原材料はパルプで、パルプから繊維を取り出して、この繊維を溶解釜へいれます。そして、溶解から網状のネットが繊維を掬い取り、次にネッ トから剥ぎとられた板状の膜は、漂白処理・圧縮水分除去・乾燥処理・種類別加工を経て印刷用紙となります。つまり紙は木材の繊維が並んでできたもので、そ の繊維が平行になっている方向のことを「紙の目」、ネットが繊維を掬い取る際に繊維が流れた方向を「紙の目流れ」とよびます。
タテ目、ヨコ目:紙の目流れにはタテ目、ヨコ目があり、全紙の長辺に平行な流れは「タテ目」、短辺に平行な目流れを「ヨコ目」と決められています。紙を破いてみてきれいな直線に切れるほうが目流れと平行になっています。

目流れと印刷の関係
た とえば、本の場合、タテ目とヨコ目どちらにするか決まりがあり、本の背に対し平行な目流れにしなければなりません。逆の目流れにしてしまうと、中央部分が 膨らみ本が開きにくくなります。厚い紙の場合は、紙目流れと直角におってしまうと折り目がガリガリになる背割れが発生します。紙の繊維の性質で、このよう な変化が現れます。印刷物を作る際には紙の目流れにも配慮しましょう。